我がニッポン日本・高見の見物(コラム)

Masaoki Adachi/安達正興


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「言った、言わない」ヤメなさい!
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〈 Fri, 25 Jan 2002 )

通常国会おもしろいですね。塩ジイさんが居眠りして答弁にまごついたり、国会ではないが石川行革担当相が「道路公団が予定していた発注見送りは当然」と言った。民営化されるんだから国費が今まで通り使えないんで、そりゃ当然とおもいきや、簇議員があいあかわらず跋扈しているようです。予定どおり発注するようになったらしい。石原さん結果的には負けたけれど、意見を撤回しなかったので見直した。その意気で行革に邁進してください。
田中真紀子、鈴木宗男義員、外務省幹部がアフガニスタン支援国東京会議」の特定NGO排除問題で、三つどもえの泥試合。外務省幹部が元凶なのは毎度のこと。なぜ省幹部が省上司たる大臣を軽視したり、評価するようなことが言えるのか。なぜはっきり鈴木さんとのやりとりをつまびらかにしないのか。大臣に「鈴木議員から圧力があった」とご注進したのかしなかったのか、なぜ局長どのは、はいもいいえも答えられないのだ。小泉さんは相変らず高見の見物・・・
野上次官が少し前の記者会見で、「会議の準備に徹夜でがんばっているときに非難されては怒るのがあたりまえ」と答えた刹那「ナニオー」わたしカチーンときた。徹夜で取り組む作業なんて民間にはザラにある。世間の非難ゴウゴウのなかで後始末に追われる無実の社員、苦情処理に奔走する社員、怒りたくなる仕事なんて日常茶飯のできごと。なぜ外務省職員には、気にくわない者を閉めだす権利があるんですか。
常識で考えて田中大臣が幹部から聞かされずに「鈴木議員から圧力があった」とは思いつかないだろう。また鈴木議員としては「あのNGOをはずせ」と、もしや言っても、それは一人の議員さんの意見だ。国民を代表する国会議員はどこへでも具申する権利がある。それが賞罰匂わせた恫喝なら脅迫罪ですが、議員が外務省にドナリ込むのは大いにけっこう。私も行きたいけど、霞が関のあたりは身分証明書やアポが要るから入れないの。しかし言われた幹部が仰せに従う義務はない。すべてこの問題は外務省準備委員会の責任である。鈴木さんと真紀子さんのケンカに発展することがオカシイのである。真紀子さん悔しくても、もう2度と泣いてはイケマせん。悪利用されますから、Get ice on your stomack!
管直人さんが「言った・言わない」白黒つけよう、ウソついたほうが辞任すべきだ、なんて、ガタンと下世話なことを口走った。管さん、あなたが消えてもなんとかなりますが、田中真紀子か鈴木宗男がいなくなると、どうなりますか? がっかりして政治への関心はさきぼそり、日本の政治は衰弱しますぞ。
「言った・言わない」で国会を費やする愚かさ、なんとかならないですかな。
今国会最重要な議題は有事法制、こちらの方に実のある法案審議をお願いします。

Pnorama Box制作委員会

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